夏の暑さ対策について1

ウーパールーパーの夏の暑さ対策についてです。

基本的に暑さには弱いとされているウーパールーパーですが、実際どのように日本の夏を越せばいいのでしょうか?

25℃!?

基本的にウーパールーパーの生きていける水温は5~25℃くらい、適水温は15~20℃といわれています。
しかし、日本の夏は35℃なんてのが当たり前になってきており、これではウーパールーパーなんて飼えない!!って思うかもしれません。
それでは、ウーパールーパーは本当に25℃を超えると死んでしまうのでしょうか?

意外と高温に強い!?

当店では、熱帯魚なども取り扱っているので年間を通して25℃程度で管理しており、
夏場などはエアコンの設定は27~8℃くらいです。
それでも大丈夫なんですよ!?それはなぜだと思いますか?

温度が高いと水が汚れる!?

温度が上がると、水が汚れやすくなるんです。
例えば、暑い時期は食べ物も腐りやすくなりますよね。それと一緒で水も汚れやすくなるんです!!
さらに水温が上がると溶存酸素が少なくなりますので、酸欠になりやすくなるんです!!
夏場に暑くてウーパールーパーが死んでしまったという場合の多くは、この水の汚れや酸欠が原因の場合が多いんです!!
また水温が上がると代謝も早くなるので、余計に水も汚れてしまうんですよ。

それでは、どうすればいいの?

まずは、水温はできるだけ下げるに越した事はありません。30℃以下には保ちましょう
下げると同時に、水を綺麗にして、エアレーションもしましょう!! エアレーション式の投げ込みフィルターを追加するのは有効ですね!!
投げ込みフィルターでやっている方は、底面フィルターに変えるとか、ろ過を強化した方が良いかと思います。
ろ過器を付けていない方はできるだけ涼しいところに置いて、毎日しっかり水換えして下さい。

基本的に、冬場の5倍以上汚れると思ってしっかりと管理しましょう!!