こんばんは!!うぱおです!!
いや~ 今日はあいにくのお天気でしたけど、寒さはそんなに感じず、そろそろ春の訪れですかね~ 明日はお天気も回復するみたいだし、釣りでも行ってこようかな~
でもって、定休日明けの8日ですが、GEXさんの勉強会があるので、19時頃のオープンを予定しております 開店時間が遅れますので、ご了承くださいね~ その分いっぱい勉強してまいりますので
さてさて、そんなお休み前でウキウキのうぱおですけど、今日はたまにはうぱちゃんの飼い方のお話でもしようかな~ お客さんからの相談で一番多いのは病気の相談なんですけど、うぱおから言えるのは病院連れていってくださ~い ってだけなんですよね~ うぱをは獣医ではありませんので、病気の診療はできません
ただし、何でもかんでも獣医に連れて行けるかっていうとなかなか難しいですからね~ 診てくれる獣医さんも少ないですし、お金もかかりますから、大変ですよね~ でも本当は小さな命を預かっている以上は、責任もって対応してあげて欲しいですけどね
まあ、そんなうぱちゃんの病気ですけど、じゃあ獣医さんに連れていけない場合はどうするの~ っていう場合は、とりあえずできる対処としては、塩浴するのが一番効果的だと思いますので、今日は塩浴についてのお話をしま~す
塩浴っていうと難しそうですけど、方法はいたって簡単 普通のお塩を、飼育している水槽に入れるだけ 量は水量に対して0.5%(水10リットルに50グラムの塩) 意外と多いんですけど、これくらい入れないと意味ないですからね~
この0.5%というのには大きな意味がありますので、必ずこの量を入れましょう 特に入れすぎると最悪死んでしまいますので、注意してくださいね~
塩を入れるのはどんな意味があるのか知っていますか 良くある勘違いは、塩が薬のような感じで病気の菌を殺してくれる まあ塩を入れることで死んでしまうような菌もいるかもしれないですけど、それは重要ではないんです
塩を入れることで、浸透圧調整を楽にしてあげる事が重要なんです
浸透圧調整
聞きなれない言葉ですが、みなさんもプールに長く入っていると、指先がしわしわになりますよね~ これは実は細胞の中の塩分濃度とプールの水の塩分濃度が違うんで、プールの水が細胞の中に入ってきてしまうから起こるんです
同じようなことがうぱちゃんの体の中でも起こっているんですが、そんなしわしわのうぱちゃん見たことないですよね~ しみ込んできた水分は、尿として体の外にせっせと出しているんで、しわしわにならないんです
これを浸透圧調整というんですが、塩を入れることによってこの塩分濃度の差を小さくしてあげることができるんです うぱちゃんの細胞の塩分濃度が大体0.65% ですので、水槽の水をの塩分濃度を0.5%くらいにしてあげると、しみ込む水分も減ってくれるので、浸透圧調整に使っている体力を温存できるんです そして温存した体力を、自己治癒に使ってもらうって訳なんですね~
ちなみに0.65%にしても良いんですけど、これを超えちゃうと今度は体の水分が外に流れ出てしまいますので、うぱちゃんの体では対応できなくなってしまいます ですので、安全を考えて0.65%よりちょっと薄めの0.5%にしてあげるわけですね
ついでに言うと、病気になったうぱちゃんがエサを食べなくなるのも、重要な自己治癒に向けての体の変化なんですね 食べたものを消化するのにも体力を使っています 食べなければ消化に使っていた体力を、病気を治すことに使えるわけです
ですので、病気になったうぱちゃんは、まず食欲が落ちます 食欲が落ちるという事はどこかが悪いという証拠ですので、まずはこの変化を見逃さないようにしてあげて下さい 食欲が落ちたらすぐに塩浴するだけでも、かなり効果はあると思います
病気は早期発見早期治療が一番です だからといって、流石にちょっと食欲が落ちたからといって病院に連れていけないですよね ですので、まず少しでもおかしいと思ったら塩浴してあげて下さい
塩浴は特に難しいことはありませんので、是非とも覚えておいてください 注意点としては、病気が治ったと思っても2週間は続けること 長くても1か月までとすること 塩の濃度はきちんと量ること これくらい注意しておけば、バンバン塩浴しちゃってください
良くちょっと様子を見るといって、何もしないで様子を見る人がいますが、病気の進行は非常に早いです 様子を見ている時間が命取りになりますので、とりあえず塩浴して様子を見てください それでダメなら獣医さんに連れていって下さいね~
という事で、今日は塩浴のお話でした~
それでは、まったね~